皆さんこんにちは。
今回のブログは、i3の高速走行性能についてご紹介します。
日頃からお客様の送迎に勤しむ「つたえファクトリー」のカピバラ号(i3)ですが、
カピバラ号に初めて乗ったお客様からはカピバラ号(i3)についてのご質問をよく頂きます。
質問の内容としては、値段や電費(燃費)、そして食事はどこで?といったご質問が多いでしょうか。
普段M3などに乗られていお客様などは、カピバラ号の体重(車重)や高速での走行性能など、
「駆け抜ける歓び」に関わるご質問などを頂きます。
これまでカピバラ号の走行性能についてあまり触れたことがありませんでしたので、
カピバラ号となる「i3レンジ・エクステンダー」のカタログスペックと共に、カピバラ号の走行性能をご紹介したいと思います。
まずはカピバラ号のスリーサイズ(寸法)を含めたスペックから・・・
【i3レンジ・エクステンダーのカタログスペック】
寸法・重量 | |
全長x全幅x全高 | 4010mmx1775mmx1550mm |
ホイールベース | 2570mm |
トレッド | 1575mm/1540mm |
地上最低高 | 110mm |
車両重量 | 1390kg |
車両総重量 | 1610kg |
定員 | 4名 |
ラゲッジルーム | 260L(後席折り畳み時1100L) |
最小回転半径 | 4.6m |
発電機 | |
種類 | 直列2気筒DOHC4バルブ |
総排気量 | 647cc |
最高出力 | 28(38)/5,000 |
最大トルク | 56(5.7)/4,500 |
燃料/タンク | 無鉛プレミアムガソリン/9L |
モーター | |
定格出力 | 75.0kW |
最大出力 | 125kW(170ps)/5,200 |
最大トルク | 250Nm(25.5kgm)/100-4,800rpm |
駆動方式 | |
駆動方式 | 後輪駆動 |
最終減速比 | 9.665 |
操向装置 | |
ステアリング型式 | ラック・ピニオン式 |
足廻り | |
前輪 | マクスファーソンストラット式 |
後輪 | マルチリンク式 |
主ブレーキ型式(前/後) | ベンチレーテッド・ディスク |
駐車ブレーキ | 電気・機械式 |
タイヤ(前/後) | 155/70R19(フロント) 175/60R19(リア) |
ホイール | 5Jx19アロイ(フロント) 5.5Jx19アロイ(リア) |
JC08モード | |
ハイブリッド燃料消費率 | 27.4km/L |
充電電力使用時走行距離 | 196.1km |
EV走行換算距離 | 196.1km |
電力量消費率 | 9.34km/kWh |
一充電消費電力量 | 21.00kWh/回 |
ん~・・・ブログでM3やALPINAのスペックを紹介したことがありますが、それと比べると表現方法が違ってますよね。
カタログ値のカピバラ号の体重は、1390kgなので約1.4tってことですね。
レンジ・エクステンダーじゃないベースのi3は、発電機分軽くなって1,260kgの約1.3t。Σ(・□・;)
カピバラ号(i3)の骨格は、軽量で高強度なカーボン・ファイバー強化樹脂製のパッセンジャーセルと、アルミニウム合金製シャシーで作られているので、発電機用エンジンを搭載するレンジ・エクステンダーでも1.4tを切る車重に収まってます。
最大出力125kW(170ps)/5,200のモーターが発生するパワーは、シングル・ステージのギアボックスを還してダイレクトに後輪に伝達され、アクセルを踏み込んだ直後から最大トルク250Nmを生み出します。
実際に街中でカピバラ号を走らせると、あの「ずんぐりむっくり」したカピバラ号のボディラインからは想像しずらいキビキビした走りに驚きます。
カピバラ号(i3)は慣性ブレーキシステムも装備されているため、街中走行での加減速はドライバーのアクセルワークにリニアに反応してくれるんですね。
街中での旋回性能についても、流石BMWと思わせる安定した旋回性能と言えるでしょう。
そして、ちょっと本気を出してアクセルを踏み込むと、アクセル・オン直後から発生する最大トルク250Nmで、スポーツカー顔負けなくらいにグングン加速します。
この加速感はレシプロエンジンの加速とは異質な感じで、シングル・ステージのギアボックスと後輪モーターによる無段階な加速は、自動車の加速と言うより電車に近いもので、「電車でゴー!!」みたいな感じですね。
と、ここまで街中での走行性能について紹介してきましたが、今回のブログを書くにあたり高速道路の走行は必須・・・(-ω-;
ということで、カピバラ号(i3)が高速道路デビューしました!!(>ω<b
ETCカードをルームミラーにセットして、いざレッツゴー!!
料金所を通過し合流から加速を開始します。
0-60km/hまでの加速は街中走行でも確認していますが、カピバラ号のそこから先の末脚がどんな加速を見せるのか?
ちょっと残念なのは、今回履いているのがスタッドレスである点。
そうなんです、カピバラ号は前回スタッドに履き替えたままなんですよね・・・(-ω-;
でも、このスタッドは石橋さん(ブリジストン)製のブリザック!!
高速走行も無茶しなければそこそこ大丈夫っしょ!!ってことで徐々に加速させてみます。
とは言え、スタッドレスはスタッドレスなので、慎重に路面からのインプットを確認しつつで加速性能を確認。
いやはや・・・カピバラ号にはビックリですね(;゚Д゚)
100km/hからでも普通にグングン加速していきます。
デジタルメーターなので最高速が何キロなのか分かりませんが、普通に140km/h以上は出るそうです。
事実、追い越し性能確認のため一瞬ですがフル加速近くアクセルを入れてみましたが、1?0km/hまでグングン加速します。
ターボ車とも高排気量NAとも違う・・・異質な加速をカピバラ号は見せてくれましたよ。
この加速感・・・何が一番近いのか?考えてみましたが、一言で表現するなら新幹線なんでしょうかね。
ん?新幹線・・・思い付きでカピバラ号をちょっと引き延ばしてみたんですが、新幹線っぽくないですかね?
新型車輌の「i3系カピバラ?」・・・(^^;
と、思わず変な方向に脱線してしまいましたが、話を本線にもどしてと・・・
カピバラ号のホイールベースは2570mmで1シリーズであるF20の2690mmから比べるとちょっと短めなホイールベースですが、想像してたよりも直進安定性は悪くないです。
ただ、座面が高いのと鼻っ面が短いので、車高が高い車の運転に慣れてないと違和感や恐怖感があると思います。
これは1BOXに近い感覚で、BMWだと運転したことはありませんが同じポッチャリ系ボディのアクティブツアラーあたりもそうなるのかな?と思いますが、どちらも我武者羅に飛ばす車ではないと思いますので気にすることは無いでしょう。
スタッドレスだったため高速コーナーは流した程度しか試してませんが、カピバラ号のたっぱを考えれば十分過ぎるほど安定しています。
唯一気になったと言えば、横風の影響・・・(--;
これは車高の高い車は致し方ないところで、風が強いとカピバラ号のボリューミーな横っ腹は横風の影響を程よく受けます。
程よくという表現を使ったのは、1BOXや箱型軽自動車ほどの影響は感じられなかったからです。
運転していて横風強い?と感じる程度のもので、100km/h以下ならそれも感じないかも知れません。
この辺は履いているタイヤの影響も大きいのですが、高速を走っていてロードノイズも気になりませんし、高速の継ぎ目も硬すぎず柔らかすぎずでそつなく処理してくれてます。
今回初めてカピバラ号で高速を走ってみましたが、高速道路でもカピバラ号は生き生き走れることが分かりました。
夏用タイヤに履き替えたら、今度は高速道路でちょっとだけ遠出でもしようかなと思います。
最後に余談として・・・
これはEV車すべてに該当するんだと思いますが、高速道路でフル加速をしたカピバラ号・・・
メーターに映し出された残り電量が、驚くほど減ってます(;゚Д゚)
電気の力で走るカピバラ号は、加速すればするだけ電力を消費するので高速道路ではすぐにお腹が減っちゃうんですよね(-ω-;
オートクルーズ機能使ってアクセルワークをカピバラ号に任せ一定速度で走行すれば、すぐにお腹が減ることは無いみたいですね。
次回の高速走行では、このあたりを加味しつつで行きたいと思います。
それでは皆さん、また次回お会いしましょう!!
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- i3 スペック, レンジ・エクステンダー